真如堂様 お堂の唐紙を新調させていただきました
暑中お見舞い申し上げます。
日頃より大変お世話になり、誠にありがとうございます。
今回ご紹介させていただくのは、秋の紅葉シーズンには全国から多くの方が訪れる、紅葉の名所としても知られる真如堂様です。
このたびご縁をいただき、お仕事をさせていただきました。
現在、仏様の修復が行われているため、その間にお堂の三方の壁面を新しくさせていただきました。
新緑のモミジをくぐり抜けた先に佇むお堂は、長い歴史と文化を感じさせる、とても趣のある建物でした。
施工にあたっては、お寺様のご配慮により作業スペースを広く確保していただき、さらには蚊取り線香までご用意いただくなど、細やかなお心遣いをいただきながら作業を進めることができました。
もともと昭和初期に施工された唐紙は、鳳凰と雲を組み合わせた模様でした。
同じ柄での復元も可能でしたが、今回はお寺様にもゆかりのある「桐」に着目し、鳳凰と桐を組み合わせた新たな意匠でお仕立てさせていただきました。
歴史あるお堂の雰囲気を大切にしながら、これから先も長く受け継いでいただける唐紙となるよう、心を込めて施工いたしました。
完成後は、ご住職にも大変お喜びいただき、ありがたいことに、続いて襖絵の修復についてもご依頼をいただきました。
このような貴重な機会をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。
今後も、京都の伝統や文化を大切にしながら、職人として一つひとつ丁寧な仕事を積み重ねてまいります。
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