重要文化財の障子貼替

毎度ありがとうございます。

 先日は京都の鞍馬にある重要文化財指定された由緒ある旧家のすべての障子を職人さんと2日がかりで貼替させていただきました。

当初は工房に持ち帰り、洗浄、捲り、乾燥、貼替をと考えておりましたが、枚数も多くまた特大で移動が困難な特大建具もありましたのでしっかり養生し、現場施工させていただきました。かなり暖かくなってきたとはいえ上京区とは気温差があり、使わせていただく水も手をつけるのに躊躇しました。

さすがに重要文化財に指定される建物に入っている障子ですからホコリもすごく、年末のお寺のすす払い状態でした。紙を捲って水拭きするのですが、何度バケツの水を変えたかわからないほどでした。障子建具を職人さんと頭にホコリをたくさんのせ、張り替え納めた障子は見違えるほどで家全体がすっきり、かなり明るくなりました。

残念ながらこちらの写真は重要文化財で許可なく写真掲載が許されませんので文字で想像いただけたらと思います。申し訳ありません。

京都で襖、障子、額装、屏風、掛け軸なら安達表具店

お陰様をもちまして安達表具店は今年100周年を迎えました。 安達表具店は、京都市上京区の南端、二条城の北沿いにほど近い猪熊通に事務所と工房を構えて100年(令和7年現在)の歴史ある京表具店です。 日本の建築に欠かすことのできない襖、障子の新調、張り替え、製作だけでなく、額装や屏風、掛け軸までを幅広く取り扱っております。 また今年、Workshop Gallery "KUSU庵”が誕生しました。