折灯華 in Paris

 表具技術を現代のライフスタイルにと進めておりますイノベーティブクラフトワークス合同会社の一押し商品ライティング”折灯華”ですが、この度京都府さんのパリでの世界最大級の見本市”メゾンエオブジェ”出展事業に昨年春より参加させていただき、プロデューサーさんとのブラッシュアップの上、ヨーロッパの方々のお好みに合ったデザインを制作し、今年度はメゾンエオブジェの市場調査とパリにある日本の工芸品アンテナショップ”メゾンワ”さんにてテスト販売をさせていただきました。

 一番強く感じたのは灯りに対する日本人とフランス人との感覚の差です。日本では照明を使い明るさを求めますが、フランス(ヨーロッパ)では照明から生まれるぼんやりとした灯りを楽しまれますので灯りへのこだわりは非常に強く、そのためか照明の会社もこちらの方が圧倒的に多く多種多様なライティングを見ることができました。

 同時に昨年お茶室の設えをさせていただきました施主様のお茶室に伺い、障子の張替え等メンテナンスもさせていただき、パリのご馳走を堪能させていただきました。

京都で襖、障子、額装、屏風、掛け軸なら安達表具店

安達表具店は、京都市上京区の南端、二条城の北沿いにほど近い猪熊通に事務所と工房を構えて95年(令和2年現在)の歴史ある京表具店です。 日本の建築に欠かすことのできない襖、障子の新調、張り替え、製作だけでなく、額装や屏風、掛け軸までを幅広く取り扱っております。